アメリカにて砂糖断ちの生活を始めてみた。
御機嫌よう。
いかがお過ごしでしょうか?
アメリカ留学も三か月目に突入致しました。
最近はフィールドワークも地味に行っているので、それについても今後書いていきたいです。
ただお勉強の息抜きがてら、本日は米国留学中の食生活について紹介したいと思います。
"American Food"と検索した時、9割型ハンバーガーの写真が出てきました。
タイトルにあるように、最近は砂糖を極力摂取しないようにしています。
砂糖断ちのきっかけになったのは、『あまくない砂糖の話』(That Sugar Film)というドキュメンタリーを見たことでしょうか。
ドキュメンタリーの概要ですが、
元々砂糖を摂取しない*1食生活を送っていた監督、デイモン・ガモー(Damon Gameau)が1日に200グラム(ティースプーン40杯)の砂糖を60日間摂取し、自身の身体の変化を記録したものです。
実験中はとにかく、砂糖が多く含まれていそうなアイスや、ケーキを沢山食べるというわけではなく、一見ヘルシーそうなシリアル、シリアルバー、スムージー、ヨーグルト等々を食べるだけです。
これまでと摂取カロリーは同じなのにも関わらず、監督はあっという間に肝臓、血液等は健康とは言えない危険な数値に。
普段と同じ量のカロリーを摂取していたのに、こんなに体型が変化してしまった監督…
砂糖漬けの生活を送る中で、監督は砂糖がないとイラついたり、疲れを感じやすくなります。
特に勉強になったのは、
・あたかも健康食品に見えるものでも実は大量の砂糖が含まれていることが多くある
・同じカロリーを摂取しても、どのような食品から摂取したカロリーかによって身体に及ぼす影響は全く異なる(よく考えれば当たり前のようにも思える)
この映画を観た頃、私はアメリカ留学の甘いクッキーやアイスクリームを食べることで疲れを癒す習慣が出来ていました。
ただ砂糖が多く含まれている物を食べると、どうも身体が重たく感じたり、疲れやすくなるような気がしていたのです。
疲労の原因が砂糖であると断定することは出来ませんが、
砂糖を制限するというルールを作ることで自身の不健康なアメリカでの食生活に何らかの歯止めがかかるのではないだろうか…
と考え私は砂糖断ちを始めました。
フルーツや野菜意外から一切砂糖を摂取しないとなると、かなり制限がかかってしまうので出来る限りの範囲で実践しています。
個人的な感想ではありますが、砂糖を避ける食生活を心がけることで、口にするものはかなりシンプルになったと思います。
大抵の加工食品には砂糖が添加されいるので、砂糖を避けると、自然と野菜やフルーツ、お肉*2を中心とした食生活になります。
要するに、私の場合は砂糖を避けることで食品添加物等も自動的に避けていることになっているのでしょう。
そのため、以前より身体が軽く感じたり、スッキリとした気分でいられてるのかもしれません。
元々両親の影響で、子どもの頃からジュースは年に数回飲む程度、おやつは野菜スティックを食べるような食生活を送ってきました。
そのため、私の場合は砂糖断ちをすることはそんなに難しくないのかもしれません
。
ただアメリカで生まれ育った場合、砂糖を避けた食生活を行うのには強い意志が必要なようにも思えます。
こちらの友人とモールに出かけたついでにフードコートで食事を取るということが時たまあります。
ただ、大抵の食べ物は油と砂糖、塩が多く含まれた高カロリーなもの。
飲み物は全て砂糖が多く含まれた炭酸飲料。
健康な身体を維持するのには、それなりの教育と意志が必要となっているのでしょう。
重要なのは、普段何気なく口にしている食品にどれだけの砂糖が含まれているのかを自覚し、それらがどのような影響を身体にもたらすかを知るということではないのでしょうか。
今後、肥満と所得の関係についても書いていきたいと思います。
ドキュメンタリーオススメです。