透明と平等 時々嫉妬

複雑性をこよなく愛する女学生。米国留学中・フェミニストクラブに気ままに所属。高校時代南米長期留学経験有り。透明と平等を重要視した国際恋愛中。

スウェーデン人彼氏との複数恋愛(ポリアモリー)について② 理論はわかる。それでも辛い。

ご機嫌よう。数年間お付き合いしてきたスウェーデン人彼氏カントさん(仮名)とのポリアモリー(複数恋愛)について綴っていきたいと思います。私は、ポリアモリーについて専門的に学んだ経験もありませんので、あくまで個人の経験として捉えて頂けるとありがたいです。

過去記事 

transparentyflat.hatenablog.com

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ほとんど喧嘩をすることもなく、平和な遠距離恋愛を送っていたある日。カントさんが、「なぜ人間が一人の人しか愛していけないのか、もしくは肉体的な関係を持ってはいけないのか」という疑問を抱き始めたのは前回記事で書いた通り。

カントさんは、大学で哲学を専攻していたので、また色々と瞑想を始めたんだなとあまり気に留めていなかった。元々、自由とは何か?平等とは?など、漠然としたテーマについて議論することが私たちの日課であった。遠距離恋愛なので、そういうことを話していないと話が尽きていたかもしれない。

ポリアモリーについて話された時も、価値観の話で私たちの関係にそれを応用するつもりはないと思っていた。しかし、数日間ポリアモリーについて議論をした後、私はカントさんがポリアモリーの関係に変更したい願望を抱いていることに気が付いた。

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元々、Close relationship(一対一の恋愛関係)を辞めたくなったらいつでも議論しようという約束があった。その約束通り、私たちは4か月間、今後の私たちの関係をどのように続けていくかポリアモリーという概念を軸に議論した。

カントさんはひたすら、ポリアモリーに入ることは決してバッハマンへの愛が薄れたからではないと説明してきた。好きな人が出来たわけでもなく、単純にカントさんはある日私たちの恋愛の形態に疑問を抱き、自分の哲学を使っても答えが出せなくなってしまったようだった。

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正直、遠距離、そして米国留学が始まったばかりに、いきなり一生を共にするかもしれないと思っていたパートナーにポリアモリー(複数恋愛)について検討を打診されたことは辛かった。

恐らく、日本に留まらず社会に存在する理想的な恋愛の形はClose relationship(一対一の恋愛関係)だろう。私は、カントさんが他の女性と肉体的な関係を持つ状況を想像しては泣き叫んでいた。

勿論、カントさんは約束を忠実に守る人間なので、勝手にポリアモリーを始めるとは全く思っていなかった。しかし、議論を進めていく中でいつかはポリアモリーに入ることが避けられないことに何となく気が付いていた。幸せだった過去を思い出しては、ベッドの中で一人泣き続けた。

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議論をしていく中で、カントさんは常に「なぜClose relationship(一対一の恋愛関係)が良くて、ポリアモリーに嫌悪感を抱くのか説明して欲しい」と問いかけてきた。そして、二人でそれについて意見を交換したり、社会構造を分析したりした。

私は、なぜ一対一の恋愛関係が良いのかを、気持ちという理由以外に説明することが出来なかった。すなわち説明出来なかった。一生、一人の人間を愛し続ける、もし他の人を愛してしまったら、他の人を愛することは出来ない。私がこれまで信じてきた規範の、危うさみたいなものを突き付けられた。

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二人で、ポリアモリーについての論文や本(おすすめ↓)

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を読んだりすることでポリアモリーについて理解を深めた。カントさんの思想やポリアモリーについてある程度理解することは出来たが、それでも私の嫉妬心や嫌悪感を払拭するレベルまでなかなか到達することが出来なかった。つづく。

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今日はここまで。皆さん良い一日を。

過去記事 

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