ヘルシンキでNight of Arts に参加。心が豊かになるこの感じ。
ご機嫌よう。
今回はフィンランド滞在中に書いた記事をアップ。
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現在フィンランド滞在中。
デンマーク、ニューヨークで負った心の傷や、異性に対する不信感を徐々に癒しつつある。
フィンランド人の友人が、色々な場所へ私を連れ回し、安心感と沢山のことを共有してくれている。やっぱり人間って暖かい。
ヘルシンキに到着した日は、年に一度開催されるイベントに参加。
Night of Artsというイベントで、有名どころの美術館、博物館が無料で開放され、特別展覧会が開催されていたり
喫茶店や、倉庫などで様々なコンセプトのアートイベントが催されていた。
使われない工場で映画が上映されていたり
子供が見た悪夢について絵を描いていたりと
とにかく面白いイベントが沢山。
イベントの数が多すぎて、勿論全て参加することは出来ない。
私たちは、写真美術館とオープンエアーのジャスセッション、ヒューマンネットというイベントに参加した。
年に一度のイベントということで、街は大賑わい。友人曰く、皆んなここぞとばかりにお洒落をして、夜のアフターパーティーに備えているらしい。
確かに、街を歩く人々のファッションセンスは抜群。イベントに参加している人たちもアートの一部になっているようだった。
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ヘルシンキ大学の校舎からジャズを楽しむ人々。
人目を気にせず、リズムにのりながらジャズを楽しんだ。
こんなイベントが無料で開催されていることも驚き。伸びるものも伸びるだろう。
私も、このイベントに参加しただけで、沢山のインスピレーションを受けた。
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夜はメインイベントのヒューマンネット。
文字通り、クレーンでぶら下げられた人がネットになり様々な動きを繰り広げる。
スペインのアートグループが世界各国を周り、現地のボランティアを使いながら行っているイベントだそう。
要するに、ヒューマンネットになっている人々はプロではない。
私の友人の友人も、ボランティアとして参加していたらしい。
彼女は普段、ヘルシンキの新聞社で働いているジャーナリスト。色々なことに、フットワーク軽く取り組んでいる人々に刺激を受けた。
美しいでしょ?
これがアマチュアの人々によって構成されていると思うと尚更感動。親近感を抱く。
イベントの後はピザを食べて帰宅。
何とも満たされた夜だった。