異郷からの少女

複雑性をこよなく愛する、意外と単純な人間。フェミニスト🌱Why not?

スウェーデンで男女混合裸サウナを堪能。これはハマってしまう。

御機嫌よう。

最近は、一時間単位で行動しているバッハマンです。日本に住んでいたらそれが普通なのでしょうか?

特別やることもなく、気ままに生活していた日々が恋しい。けど、この忙しさからいつでも抜け出すことがわかっているのでそんなに悲観的ではない。

懐かしい北欧旅行について今日は綴っておく。

f:id:transparentyflat:20180927233336p:plain

こちらはフィンランド。湖が美しい

デンマークに留学中の妹が、「是非私を連れて行きたい」と意気込んでいた場所。それはスウェーデンのサウナ。

なんとそのサウナは、ガラスで囲まれており、そこからスウェーデンの海を一望することが出来るとのこと。(もうここで行きたい度はマックス)

しかも、妹が友人らとサウナに行った際は、持参したフルーツやスナックを裸で海岸沿いで食べたり、裸で海に入ったことがとても楽しかったらしい。

熱弁してくる妹。行くしかありません。f:id:transparentyflat:20180928000829p:plain

妹の授業が終わった後、駆け足でデンマークからフェリーに乗り込みスウェーデンへ。一刻も早くサウナに入りたかった私たちは、猛ダッシュでサウナへ急ぎました。

サウナに無事到着するも、受付のおばさんがスウェーデン語で何かを忠告してきました。英語で説明してもらうと、

「今日はファミリーサウナだから、男女混合よ。男性がいてもびっくりしないでね~。大丈夫かしら???」

とのこと。週に一回は、家族全員でサウナが楽しめるように男女ミックスで営業しているよう。

わざわざスウェーデンまで来たので引き返すわけにはいきません。初めてのサウナが裸で男女混合とはハードルが高い気もしましたが挑戦!

時間もないので、急いで服を脱いでサウナへ。ファミリーサウナということで、カップルや親子がサウナを楽しんでいました。

当たり前だけど、皆さま全裸。

私は元々、裸で家の中を歩き回るような人間ですので、特に違和感も感じず。しかも目が悪いので、メガネなしだと周りの人の性別はよく分からない。

しかも、通常海外旅行は新しい体験で溢れている。なので男女混合であろうと、全裸でサウナであろうと、単純に面白い、楽しいこととして捉える姿勢。

私も、もしスウェーデン在住だったら、パートナーや息子(いもしない息子を想像している)と一緒にサウナを楽しみたいですし。あの空間にエロ目的で来る人っているんだろうかと、疑うほど。じゃあエロとエロじゃない境ってなんなんだろう。

けど、日本でも混浴とかありますよね。話は逸れますが、まだカントさんとお付き合いしていなかった頃、つまり友人だった頃

「一緒に混浴の温泉に行きましょう」

と真顔で誘われたことがありました。後日談ですが、その頃私と恋愛関係に発展することなど全く考えておらず、単純に友人と温泉を楽しみたかったらしいです。

そんなことを考えていると、ではなぜ裸に性的興奮を抱くのかとか

なぜ体は隠すべきものとして捉えられているのかよく分からなくなる。

さてさて、サウナの話に戻って。

サウナで体の芯まで温まった後は、全裸で海水浴をします。

結構荒い波と冷たい海水。

妹と必死になって泳ぎました。裸で。

二人とも水泳をやっていたので、本気でレースなんかもしました。裸で。

非常に楽しかったです。開放感が凄い。日本にも、そんな場所があったらなとも思いました。

海で思いっきり泳いだあと、ブルブル震えながら再度サウナへ。

はしゃぎすぎた私の体には、海藻が巻き付いていたよう。

後ろに座っていたおじいさんが、

「君~!背中にシーフードくっつけてるよ!今晩の夕食かな?ハハハ」

f:id:transparentyflat:20180928000354p:plain

と言ってきました。面白い人だったな。

サウナで良い汗をかいて、海で思い切り泳いで、身体の芯からデトックスされた気になりました。次の日は心なしか、お肌がスベスベしていたし。

しかも大海原を、裸、つまり自分の体だけで泳ぐって、すごく快感。なんだろう、守られていない自分と自然との交流?とにかく、サウナ最高。裸で泳いでいると、小さいことがどうでもよく思えてくる。

人生嫌になったら、とりあえずスウェーデンのサウナへ行こうっと。

 

バーイ