異郷からの少女

複雑性をこよなく愛する、意外と単純な人間。フェミニスト🌱Why not?

アイルランド人とデートして、緑の石をもらった話

御機嫌よう。

タイトルで話の9.5割カバーしています。

最近ティンダーで知り合った人とご飯を食べに行きました。人に出会いたい時期と、そうではない時期がある。今は新しい誰かに出会いたい気分。既に出会いに疲弊してきた感はあるが。

何となく韓国料理を食べに行きました。

5分位お互いシャイでしたが、気がついたら話は大盛り上がり。

お互いが秘めている、漫才師(?)のような性質が話しているうちに開花。初対面なのに、ひたすらコントのような会話を繰り広げる私たち。

隣りの席に座っていた、女子会中のお姉様方は私達を見ては、「あの人たち何人なんだろうね~」とヒソヒソ話。私はどう見てもアジア顔なのに、時より外国の人に間違われます。大学院でも留学生と間違われたりする。最近、英語も日本語もスペイン語もめちゃくちゃで、何語で話してもおかしな人になっているのは事実。

彼との話が盛り上がりすぎて、食べ物も冷え冷えになってしまいました。食いしん坊の私には珍しい現象です。

ご飯を食べ終わった後は、彼の知り合いがDJをしているクラブへ。その日は外務省のセミナーに参加した日だったので、服装といい色々場違い感も。まぁそれも面白い。

よく分からないけど、渋谷って独特の文化あるんですね。だから東京って面白いのかな。センター街を歩いてるだけでは全く見えてこない世界がある気がする。

奥の方のひっそりとした席には、ピンクのふわふわのパジャマ、そして首からウサギのコインケースをかけているおじさんがいました。ウサギのコインケースを嬉しそうに、若い子に見せるおじさん。まんざらでもない感じで、拍手して喜ぶ若者たち。若者がおじさんのお相手している感じでもなかった。たまたま会って、そこで皆好きに自分の話したいこと、見せたい自分を共有している感じ。

ほのぼの見ていました。文化人類学の研究材料に余裕でなりそう。今度、また調査しに行きたいくらい。以前、人がどうやってバーで注文するかを文化人類学観点から研究そた論文を読んだことがあったような。

一緒に行った彼は、彼独自のダンスの動きを見せてくれました。

「みて!これは粉々になった人生の欠片を拾う動き~」

「これは、遠くの鳥に餌をあげる動き^^」

激しくセクシャルなダンスとかされるより断然魅力的。

朝まで渋谷にいる気は全くなかったので、これから盛り上がるってところで彼と一緒にクラブを後にしました。

渋谷駅の人混みの中で、「今日はありがとう~」なんて話をしていたら、彼がゴソゴソとリュックの中から何かを取り出そうとしています。

はい、石です。笑 緑の可愛い石。

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「これ、僕の国から持ってきた石なの!触っていたら、悩みごとがなくなるよ!君にあげる^^」

笑 

なぜか別れ際に、石をもらって終わりました。酔っ払い気味で乗った帰りの電車で、もらった石を握りながら帰宅。明らかに変な人でしょ。

よく分からないけど、とりあえず楽しい一日でした。結構、石気に入っちゃって時より電車の中で触っては、クスクス一人で笑ってます。

そんな感じ。

石ごときで釣られる私、結構単純。

ではでは。御機嫌よう。