異郷からの少女

複雑性をこよなく愛する、意外と単純な人間。フェミニスト🌱Why not?

カウチサーフィンで「ホスト全員と寝た」と話す熟女に出会う

ご機嫌よう。

この間、日本でドキュメンタリーを作成しているオーストラリア人女性とひょんなことから知り合いました。

彼女は一緒に夕飯を調理している時に、

「バッハマンはカウチサーフィン使ったことある?」

と聞いてきて、私はカウチサーフィンでは痛い目に合っているので、渋い顔をして、「良い面もあるけど、怖い経験もした…」と話した。


・ 

 彼女は現在50歳前後。世界中を飛び回り、ドキュメンタリーやら本を書いているらしい。言わば旅上級者。カウチサーフィンも上手に使いこなしているんだろうなと思い、色々アドバイスを伺おうと話をふってみる。

「じゃあ、あなたはカウチサーフィンについてどう思う?」

彼女「最高よ!宿代のお金を節約出来るし、交友関係も広がるしね」

ふむふむ。まぁ色んな人が言いそうなこと。そしたら彼女は続けて、

カウチサーフィンだけど、実は一回もカウチに寝たことがないわ。いつもベッドよ

と誇らしげに話しているではありませんか。

「私がこれまで泊まらせてもらったホストの家の冷蔵庫には、その人たちの性病検査の結果が貼ってあったわ〜。もうそれを見た瞬間、私は安心していつもベッドに直行している」

f:id:transparentyflat:20191003111845j:plain

Photo by Artem Ivanchencko on Unsplash


思わず大笑いしてしまいました。彼女は私の母と同年代で、しかも3人の娘さんがいるらしい。そんな彼女が世界中を飛び回り、若い男性とカウチサーフィンならぬベッドサーフィンを日常的にして、比較的真面目な本を執筆している。そしてそんな経験を私に赤裸々に共有してくれる。笑

私が50代になった時、そのような女性になりたいかどうかは分からないが、彼女は至って幸せそうで、そんな人生の形もあるんだなと感じさせてくれました。

とは言え、今後更にカウチサーフィンを使うハードルが上がってしまったような気がしてならない。お互いの同意があれば、いくらセックスしても良いと思うが、女性が男性ホストの家に滞在するという意思表示だけで、性行為に同意したと思われては仕方ない。

その夜も彼女はインタビュー中に出会った男性と一緒に、日本のラブホテルを堪能しに出かけて行きましたとさ。

ではでは。