異郷からの少女

複雑性をこよなく愛する、意外と単純な人間。フェミニスト🌱Why not?

大学院受験、研究室訪問はしなくても受かる

ご機嫌よう。

今回は大学院入試について。大学院入試に関する情報は、就活や大学入試に比べて限られているので、何かの役に立てば良いと思う。

ただ、これは一個人の体験談なので参考までに。

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質問がある方は是非、コメントなりツイッターからメッセージを送ってください。

受験した大学院

学部3年次あたりから、気になっていた大学院プログラムがいくつかあった。

国内の院1つと海外の院2つ。

米国留学を終えて、帰国した時は既に8月を過ぎていたので、とりあえず国内の院を受験することにした。

本当は国内の大学院は一校だけ受験するつもりだったが、面接の練習+自信付けのために、もう一校受験。

結果的に、都内の国立文系大学院を二つ受験。二校とも研究室訪問はしなかったが、無事に合格することが出来た。

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研究室訪問はしなくても良いのか?

周りの院生と話すと、その大半が研究室訪問をしていなかったと言う。

ただ、私が受験した大学院一校は、面接時に指導を希望していた教授から

「あなたとはこれまでお話したことないですよね?これが初めてですよね?」

と聞かれて若干焦った。恐らく、そちらの大学院では受験前に教授と連絡を取っておいて、ある程度自身の研究テーマなどについて話ておくのが通例なようであった。

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それでも、大学院側が求める学力や語学力があり、さらに面白い研究計画(それってなんだ…)とそれらを上手くプレゼンする能力があれば、研究室訪問をしているかしていないかは、合否にあまり関係ないだろう。

重要なのはあくまで、学部で(もしくはこれまで)どのような能力を付け、いかなる問題関心の下研究を進めてきたか。そして進学後、それらをどのように発展させていきたいかでしょう。

なので、私は特別院試に向けて対策をすることもありませんでした。研究計画書を、当時の指導教授やその分野の先生に見てもらい、アドバイスしてもらう程度。小手先のテクニックではどうにもならないと思っていたの、細かいことは気にしていませんでした。

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ただ、大学院主催の説明会へ参加したり、SNSなどを通じて進学を希望する研究室の先輩にコンタクトを取ってみても損はないでしょう。

私は、第一志望の大学院の説明会へ参加し、直接主任の教授と話す機会にも恵まれました。あくまで公式の説明会なので、ホームページに書いてあることをそのまま話している感は否めませんでしたが、それでもある程度大学の雰囲気などをつかむことが出来るでしょう。

また、説明会に参加している学生とコネクションを作ったり、ライバル(?)となりうる人たちの情報収集も可能でしょう。

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あとは、最近よく院生の飲み会や研究会の情報をどうにか嗅ぎ付けて、参加してくる学部生を見かけます。こないだなんて、学部三年生で院進学を考えている人が院生の飲み会になぜか紛れ込んでいました笑

実際に院生と非公式な場で交流することにより、進学を希望している院の内部事情や受験対策に関する情報だけではなく、院生の日常生活や、そもそも研究をするとはどういうことなのか垣間見ることが出来るでしょう。

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 私なりに重要だと思うこと

恐らく「研究室訪問をした」or「していない」という事実そのものは、大学院入試の合否に直接的な関係はないでしょう。

それでも、なぜか「大学院入試対策」=研究室訪問?

と思い浮かべ頭を悩ます人が多いような気がします。実際私もその一人でした。研究室訪問するか、しないかを悩むより、まずは自分の研究計画や専門の知識を深めることが必要でしょう。

説明会やSNSを駆使しても分からないことがあった時に、研究室を訪問し、自分が持っている疑問を解消するべきでしょう。

すなわち、「合格のために、研究室訪問をしなくてはいけないからする」のではなく、進学後、自分が望む形で研究を行えるかを確認するための手段として研究室訪問するべきでしょう。

偉そうにツラツラと書きましたが、私もそこまで自分の進学先の研究室の様子をリサーチせずに進学しました。

指導教官や、他の院生とも良好な関係を築けているので本当にラッキーだったと思います。ただ、修士課程在学中の2年を運に任せるのもリスキーですので、ある程度のリサーチは必要でしょう。

そんな感じかな?

今日はここまで。バーイ🌱