異郷からの少女

複雑性をこよなく愛する、意外と単純な人間。フェミニスト🌱Why not?

お金で買えないものが欲しいんだ

ご機嫌よう。

友人が、SNS上でAmazonの欲しいものリストを公開していた。彼は、誰かから本をプレゼントされたらしい。

(ご存知ない方のために。Amazonで欲しいものリストを作成し共有すると、不特定多数者がその人に対してプレゼントすることが出来る制度。名前や住所を公開しなくてもね。)

これ誕生日やクリスマス、結婚など、プレゼントがどうしても生じてしまう状況で活用したいですね。無駄な物が減る。まぁワクワク感は減ってしまいますが。

そんなことで、私もリストを作ってみようかと思いアマゾンへアクセス。そこで気がつく。

「私欲しいものって何だっけ?」

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Photo by Eunice Lituañas on Unsplash

 元々、買い物がとびきり好きな人間ではない。昔からお財布とよく相談して、長く使える「良い」ものを買ってきたつもりだ。それでも、何かを見ると「可愛い〜」「こんなのあったら〜」なんて妄想を膨らませたりだってする。

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Photo by Melody Jacob on Unsplash

いざアマゾンを開くと、別にこれと言って欲しいものなんてないことに気が付いた。

確かに本とかは欲しいけど、図書館に行けば良いし。

強いて言うなら、食べ物?歯ブラシ…?

アマゾンに売っていないものならどうだろう?私は何が欲しいんだろう。考えてみる。

時間、語学力、分析力、討論力、知識、友人との楽しい時間…?

→物ではないか…

最近はお腹周りが気になる。風邪も引きやすい。

→健康な身体…?

家、飛行機チケット…?

→これならアマゾンにも売っていそうだ。家というか、最低限屋根は欲しい。それだけ。

そう考えると、ちょっと気持ちが楽になった。そこまでお金がなくても、幸せにいきていけそうだなと。強がりではなくてね。

とは言っても、私が欲しいものを手に入れるには結構お金がかかりそうだ。だからと言って、それらの「もの」をお金で直接買える訳でもない。

欲しいものを想像しながら、お小遣いを貯めていた幼少期が懐かしいような。

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Photo by Zulmaury Saavedra on Unsplash

その反面、そんな物欲から解放されていることに気がつけたのに嬉しいような。

結局、自分次第か。私が欲しい「もの」はアマゾンには売っていないし、誰にもプレゼントしてもらえない。そう言うことね。

(まぁ実際は、教育とか語学力とか「プレゼント」しようと思えばいくらでも出来る。お金でも買える。けど、アマゾンで注文したからと言ってすぐ手に入る訳でもない。)

今日はここまで。師走もバタバタ。

みなさん良い一日を🍃