「強い人」はどうコロナ禍の世界を生きるか
御機嫌よう。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
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自主的に外出を控え始めてから早1ヶ月が経ちました。ありがたいことに、これまで「外」の世界で行ってきた多くの営みを「内」の世界、すなわちインターネットなどを用いて自宅から行うことができています。
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大学院の図書館が臨時休業する前、大量に本を借りてきたので、しばらく読むものには困りません。むしろ読むものが多すぎて困っているくらいです。(それはいつものことか)
幸い、研究もお仕事もリモートで行っています。もちろん、今後のことを考えると多少の不安はある。時には、一日中家にこもっていてストレスが溜まったりもする。けれども、明日食べるものの心配はしていないし、返済しなくてはいけない借金もない。「コロナで自分の生活に影響がなくて良かった」と心のどこかでは安心している。
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行きつけだったレストランの料理人さんが、空家賃を払いきれなくなり、今はお店を離れ、あらゆる方法を駆使しながら食いつないでいるという。料理人さんはシングルマザー。
このような人が今、日本に、そして世界にどれだけいるんだろうか。「弱い人」はより「弱い」立場に。そして「強い人」は「弱い人」を踏み台に、より強くなっていくのかもしれない。もちろん「強い人」が一気に「弱い人」にだってなりうるが。
今「弱い人」たちが直面している問題はコロナ前から、既に存在していたのだろう。それが一気に表面化しただけかもしれない。
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この時代を、「強い人」たちはどう生きたら良いのだろうか?問題が一気に明るみに出た世界を、どう受け止めるべきなのだろうか。
自分を守ることは大切だ。自分が安定していないと他者を「助ける」ことだって難しい。では自分が守られていると感じる人は、自分の安定が乱されない限りで良いから、もう少し利他的に生きることが出来ないものだろうか。
私を含めて人間というのは、自分勝手で、無知で欲深い生き物のように思えてならない。自分が「強い」すなわち特権を持つと自覚している人は、「弱い」人の状況に心を痛める以上に何が出来るか、何をすべきなのだろうか。
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思いつくことを箇条書きにして終わりにしたい。皆さんの意見・アイディアもお聞かせください。
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こんな時代だからこそ、声が反映されやすいかもしれない
消費行動を見直す
日々の消費は投票・投資だと思っている。どうせ同じものを買うのであれば、コロナの影響を受けている人から、商品を購入するのはどうか
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今日はここまで。浅はかなアイディアしか思いつかぬ。