ミナペルホネンの世界に浸る:皆川明さんのライブペイント
御機嫌よう。
先週表参道でランチ後、ふらりとスパイラルへ立ち寄った。
なぜか毎年クリスマスが近くなるとスパイラルへ行って、プレゼントやらカードを見つける。お客さんもゆった〜りお買い物していて、良い雰囲気なんですよ。
2年前くらいに、小さい子供が売り物の木琴を弾いていて、それを愛らしそうに眺めているお母さんとお父さんの姿が美しかったな。
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お買い物した後、施設内をブラブラしていたら、素敵な絵がホールに飾られている。なんだ
〜と思ったら、ミナペルホネンのデザイナー兼創設者(ですよね?)が即興で描いている最中の猿の絵が飾られていた。
実際に皆川さんがライブペイントしている様子は見られなかったけど、人も少なかったので作品の目の前に立ってじっくり観賞することが出来た。こちらが作品。
作品のコンセプトはうろ覚えだが、色々な葛藤やバックグラウンド、衝突、相違があるなかで、猿たちが共生を模索している様子を描いたと書いてあった。
この絵の中にはどれも猿には見えるが、姿、形、大きさ、やっていることが全然違うように見える。険しい顔をして、威嚇しているような猿もいれば、小さく、少し間抜けに見えるが、柔らかく子供を愛ている猿もいる。
そんな多様性と、緩やかな共生が描かれたこの絵。(と私は解釈した)
とても美しい作品だと感じた。自然界で生きていくことの困難さと自由さみたいなモノが表現されているような気もした。そして遠くから見ると、猿が森の「果実」のようにも見える。森にとってなくてはならない存在というか。
猿の絵を見ていて、もちろん人間の姿と重ね合わせる。こうやって色々妄想出来る作品が大好きだ。
今日はここまで。
バーイ