異郷からの少女

複雑性をこよなく愛する大学院生。南米・米国長期留学経験有り。フェミニスト🌱Why not?

京都で旅する詩人に出会った遠い昔の話

御機嫌よう。Googleフォトを見返していたら懐かしい写真が出てきた。数年前京都へ1人旅した時のものだ。紅葉が綺麗なので秋だったのかな。

私は定期的に東京都という地から距離を取りたくなる。ここにいると、常に何かに「なる」「進化する」ことが求められるように感じる。それだけ私にとって東京は「成長」や「出会い」「機会」に溢れた場所なのだろう。いつまでも学びや、成長に貪欲でありたいと思う反面、時々生き急いでしまう。そんな時、よく京都へぶらり(いや正確にいうと弾丸)旅をしていた。

数年前のその月、東京での生活に疲れて京都へ出向いた。当時はメロメロになっていた人がいて、私はその人にめちゃくちゃに振り回されていた。「会いたい」と彼に言われたら、自分の予定を全て放り投げて彼に会いに行くような生活。

こんなんじゃダメだと思って、呼び出されても距離的に彼に会いにいけない京都へ行ったわけである。もちろんそれだけが理由じゃないけれど。

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そんな旅の途中である女性に会った。彼女はオーストラリアから旅行をしにきたと言っていた。確か私が南禅寺を歩いていた時に、写真を撮ってあげたのがきっかけだったかもしれない。

彼女は5年交際していた彼と先月交際を終了させてたという。京都旅行を通じて、彼と過ごした5年の時間を振り返り、消化するためにやってきたと話ていた。

これまで長年鬱と戦ってきたとも呟いていた。これから心配な気持ちもあるが、自分1人だからこそ生きる力が湧いてくると言っていた。

彼女は詩人。京都で考えたことや感じたことを一冊の作品にするという。お互い同じような匂いがして、ひたすら庭を眺めながらポツリポツリと会話を交わし、何時間も過ごした。

連絡先も交換したけど、まだ連絡はしていない。あの人との時間は、あの時の彼女、そしてあの時の私だから成り立ったような気がする。

彼女今どうしているのかな。

今日はここまで。

バーイ