目黒の発酵料理レストラン『KABI』:1年間お疲れ様ディナー
御機嫌よう。年の瀬っていつもソワソワする。
クリスマス、年越し、お正月…
自分は自分。世間のイベントなんか気にしないと思いつつも、やっぱりクリスマスはケーキ買っちゃうし、何か特別なことをしたくなる。資本主義に踊らされています〜。適度に踊らされるくらいにしておこう。
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今日は「日本の食材」と「発酵」をメインテーマとした創作料理のお店:KABIへ行った時のお話。
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12月は誕生日、記念日、クリスマス、修論提出、転職、一年お疲れ様…などとにかく祝いたい出来事が目白押しだった。今年は家にいることも多く、まぁ出来ないことも沢山あった。
「何か美味しいもの食べて、良い時間過ごそう」
って話になり目黒のKABIへ。せっかくの特別なご飯なので、応援したいお店が良いなと思って色々調べてみる。元々はノーマ(Noma)出身のシェフが開いたINUAというお店に行きたかったのだが、コロナで閉まっているようなので断念。
その繋がりでKABIをSNS上で発見。日本の食材(主にお野菜とお魚)と発酵のお店。オーナーは海外経験が豊富。そして20代という若さ。シェフの皆さんも、色んな国で色んな修行を積んでいるそう。
古さと新しさ、日本と海外(海外って一括りにも出来ないが)を掛け合わせたような、独特の雰囲気に興味を持ち予約。
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とりあえず食べた物をさらしていきます( ◠‿◠ )
食材の名前しか書かれていないお品書き。面白い。創造性が刺激される〜
あと次に何が出てくるか楽しみにもなる。
カウンターでお食事。皆んなで一斉に食べ始めるので、隣の人がどんな反応しているのかとかも、なんとなく見てしまう。
こちら「人参」。実はこの一品目の人参サラダが一番美味しかった。お魚(なんだったか?)が中に隠れていて、みかんのジュースであえられている。このヒュージョンにしょっぱなから驚かされた。口の中でうまみがじゅわ〜
桜の葉からとられたオイルがかけられてて…桜餅好きの私にはたまらない。
こちらはなんと、生クリーム、海老の頭、七味、ミカン、ひまわりのタネが入ったもの。混ぜて食べます。
シェフ達が働いている姿も見ていて面白い。皆んな仲良く楽しそうに働いていて、いいな〜としみじみ。
こちら白子。
抹茶がまぶしてあるお寿司。
この中には牡蠣が隠れている。ソースも牡蠣の味。
ペアリングのアルコールも面白いものばかり。次に、このヘアスタイルにしたいなと思ってパシャリ。
シメのおじや。すりごまで隠れて見えない。
お待ちかねのデザート。
シャーベットにセロリが入っているところも面白い。こうやって固定概念を壊してくれる料理大好き。
そして最後のデザート。
アイスの上に金木犀の香りがするパウダーが振りかけられている。これにはびっくり。
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あ〜楽しかった。発酵料理もそうだけど、今回は「香り」に魅せられた。
桜のオイル、金木犀のパウダー
匂いと記憶って結びつきがすごい強いと言われているけど、食事に香りが取り込まれることで、食べている最中に色んな思い出や感覚が蘇ってきて、面白い感覚になった。
今回の「お食事」は、「食べる」(お腹を満たす、満足感を得る)ことよりも、食材と食材の新たな「出会い」を楽しむ経験でした。
そしてシェフの皆さんの作り上げたい世界観やストーリーに魅了されました。
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次の日から創作料理に熱が入る私。影響されやすいのよ。
今日はここまで。
バーイ