透明と平等 時々嫉妬

複雑性をこよなく愛する女学生。米国留学中・フェミニストクラブに気ままに所属。高校時代南米長期留学経験有り。透明と平等を重要視した国際恋愛中。

暖色系の照明を見てノスタルジックな気持ちに

御機嫌よう。

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高校時代の南米留学を機に、私は実家暮らしを卒業した。それからというもの、私は国内外様々な場所に点々と暮らしてきた。今後、実家に暮らすことはないだろう。あと10年もすれば、実家に暮らしていた年数より、他の場所に暮らした年数の方が長くなる。それでも私は、いつまでもあの温かい実家を思い出すだろう。

中学時代は、交友関係に幾度となく悩まされた。学校には自分の居場所がなく、孤独な時間を過ごした。そんな時、いつでも私の見方で居てくれたのは家族であった。家へ帰れば、私のことを守ってくれる人が待っていると思えば、日中どうにかやり過ごすことが出来た。家では、誰も私のことを攻撃してこない。たった一つの安心出来る空間。それが私の家であった。

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坂道を自転車で駆け上がると、そこには暖色系の電気がついた家が待っていた。そして、大切な家族が夕食の支度をしているのを窓の外からこっそり見ては幸せな気持ちになっていた。

大きな窓から、溢れ出る温かい光を見るたび私は安堵した。今日も無事に一日が終わったと。

そんな経験や思い出が相重なって、未だに暖色系の照明を見ると感情的になる。

大切な家族や、寂しかった日々を思い出す。

匂いと思い出が密接に関係するように、暖色系の照明は瞬時に私を遠い昔へと連れ去っていく。

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ある夜、私は恋人と一緒にお散歩をしていた。住宅街を歩いていたので、沢山の家から暖色系の光が溢れ出ていた。

 

ディナーの準備をする人

ソファーに座りテレビを見ている人

本棚に手を伸ばし、今晩読む本を選んでいる人…

 

などが外から見えた。

「あの電気…」と私が呟くと、彼は"It reminds me of home."(家を思い起こす。)と返してきた。

二人とも遠い昔、子供だった頃、家族が待っていた温かい家を思い出していたのかもしれない。

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… 

『家』という価値観は不思議なものだと思う。単に『住居』という意味合い以上の何かを含むと思う。

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皆さんは、『家』と聞いてどこを、何を思い出しますか?

御機嫌よう。